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2011/05/13 (Fri) 東北巡礼 その2
2011/05/13 (Fri) 東北巡礼 その1
2011/01/02 (Sun) 万治の石仏
2011/01/01 (Sat) 諏訪大社 蛙狩神事

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5月7日

前日午後から7日午前は、徳島の誇る天下人、
三好一族の史跡を周った。
午後、とうとう四国を離れることに。
四国を離れる日になって、やっと空がカラッと晴れ渡った。
四国の旅は雨模様。だが、それはそれで良かったと思う。
いまだ神秘に包まれているという四国内陸部を、
霧雨と靄の中に幻想的に浮かび上がらせてくれたのだから。

7日は本州に渡り、一気に和歌山まで抜けたかった。
だが、淡路島の下道など滅多に走ることがないのだからと、
鳴門大橋を渡った途端に高速を降りてみた。

晴天の島の道は気持ちいい。
近畿の都市部はもうすぐそこなのに、
陸続きでないというだけで、ずいぶん本州とは雰囲気が違う。
淡路の東岸をひた走り、一宮伊弉諾神宮にたどり着いた。
海岸の県道33号が郡家川を渡ると、
一宮に向かう88号と交叉する。
その先の平けた土地に、伊弉諾神宮が鎮座しているのだ。
通称、幽宮(かくりのみや)。
国産みの後、淡路のこの地に宮を建て、隠れ給うたという。

20070507-114846.jpg


一の鳥居から拝殿まで真っ直ぐ、
白い砂利敷きの参道が続いている。
聖域全体の気配というか、空気がとても清々しい。
こういう場所に行き当たると、とても気分が良い。
世の人はこれをヒーリングというようだ。

随神門の手前には池があり、ちゃんと参道に橋が架かっている。
池の小島には巌島神社。亀が何匹も甲羅干しをしていた。
脇ではアヒルがぷかぷか浮いている。
のどかなものだ。

20070507-115616.jpg


随神門を潜ると、巫女が拝殿に向かっていた。
私は巫女萌え気質では無いのだが、
やはり巫女が写ると画がしまる。
後を追って行くと(*決して怪しい人ではない)
拝殿で昇殿祈願の儀が執り行われるところだった。
手早く参拝を済ませ、祈願をのぞき見。
私は祝詞の格調高い響きが好きで、
人の参拝をよく脇から覗くのだが、
今回は良いものを見させてもらった。

20070507-120004_1.jpg


祈願の際に、雅楽の調べに合わせ、巫女舞が奉納されたのだ。
右手に御幣、左手に鈴を持って舞うのは、先ほどの巫女だろう。
本殿に向かい、ゆっくりと周りながら、
シャン、シャン、シャン、と鈴を鳴らす。
優雅な舞についつい長時間うっとりとしてしまった。
伊弉諾神社での体験は、時間を超越して神代に迷い込んだような、
そんな気分に浸ることの出来た、貴重な時間だった。

20070507-120544.jpg


それが神代でも古代もなく現在だということは、
境内にある大楠の御神木が証明していた。
樹齢はどのくらいだろうか。
古代から延々と繰り返される当地の神事を、人々の暮らしを、
ずっと見守ってきたに違いない。
淡路島がなぜ国産み神話で一番最初に生み出されたのか、
その答えはもはや歴史の闇の中だが、
そのような記念すべき島の一番重要な土地が、
ここ伊弉諾神宮なのであろう。

















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