2011/06/15 (Wed) ご挨拶
2011/05/13 (Fri) 東北巡礼 その2
2011/05/13 (Fri) 東北巡礼 その1
2011/01/02 (Sun) 万治の石仏
2011/01/01 (Sat) 諏訪大社 蛙狩神事

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


辺りが急にざわめきだした。
どうやら偉い人が裏であれこれしてどうこうなったらしい(笑)


20070801-161156.jpg



木遣り衆が御幣を突き上げた。
出発の木遣りに合わせ、お舟の若連たちが
手に持った山吹色の幣を空に掲げた。
出発だ。


再び熱気が蘇り、秋宮までの坂を一気に駆け上がる。
しかし、本当はここからが正念場なのだ。
境内に入り、真ん中に位置する神楽殿を3周まわる。
この細かくまわるのが実に大変なのだ。
春宮から街道を抜けて秋宮に至るまでは。
直線の繰り返しだったので、人数さえいれば何とかなる。
しかし、狭い境内に入ってしまうと、
限られた人数で息を合わせないと、まったく動かなくなってしまう。
何しろ、木の固まりを引き回しているのだ。
境内は段差もあれば剥き出しの地面もある。
木遣りと若連と曳き手、皆の息が合わないかぎり、
お舟はぴくりとも動かないのである。

20070801-162522_1.jpg



20070801-163552_1.jpg



実に時間が掛かった。
木遣りが鳴り、若連が幣を振るい、曳き手が綱を曳く、
この一連の動作で進むのはたった1メートルにも満たない。
うまく息があったとしても、3メートルも進めば良い方だろう。
怒号が飛び交い、古老が「木遣りに合わせろ!」とか
「木遣りも合わせろ!」などと怒鳴りつける。
お舟に乗る若連は、こうして地域の中で
逞しくなっていくのだろう。

20070801-172930.jpg






バスの集合時間の19時まで、あと1時間となった。
義父とバスで来ている以上、それに乗り遅れるわけにはいかない。
お舟は、後1周。果たして、見届けることが出来るのか?
神社側もさすがに時間を制限しているらしく、
曳ききれないことも有るとか無いとか。
最後まで全うできなければ、担当の御頭郷はあと10年、
挽回の機会を持てないのだ。
自然、境内は焦りと緊張に包まれた。
息もだいぶ合ってきたようで、最後の最後にして
驚異の速さで巻き返しに掛かる。
木遣りとラッパと怒号が織りなす混沌が、
一つの目的に向かって統合されていくさまは、
まさに祭の熱狂であり、体中の血が熱くたぎるのが、
心地よい快感と変わっていった。

20070801-175722.jpg


20070801-180610_1.jpg


20070801-180616.jpg


20070801-171656.jpg


20070801-174828.jpg





続く


















管理者にだけ表示を許可する


Design by mi104c.
Copyright © 2017 風と土の記録, All rights reserved.




上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。