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2011/05/13 (Fri) 東北巡礼 その1
2011/01/02 (Sun) 万治の石仏
2011/01/01 (Sat) 諏訪大社 蛙狩神事

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9月29日


前日からの車中泊。
朝、目を覚ますと大雨。
昨夜は雲一つない星空だったのに…
この日は、巾着田に一番乗りして誰もいない彼岸花を堪能しようと思っていたが、
この様子じゃ彼岸花どころではない。
予定変更して、兼ねてから目を付けていた飯能の山奥の寺院に行ってみることにした。

泊まっていたのは名栗湖ダムのほとり。
県道53号から国道299号に抜ける天目指峠なる山道に入ると、
途中、子の権現への道を示した看板がある。
そこを入っていくと、さらに細い道をつづら折りに、山の上に登っていく。
降りしきる雨の中、この道は辛い。
手持ちの地図やナビにも表示されない道なので、
心中不安になったころ、屋根付きの立派な駐車場があらわれた。
なんと、この雨の午前だというのに、何組か参拝者が居るようだ。
内心ほっとした気持ちで車を降り、境内へ続く道を歩く。

しばらく行くと、赤い鳥居と両側に小さな店。
お店はまだやっていなかったが、こんな山中にしては豪華な門前である。
鳥居を潜ると、山門が見えた。
大鱗山雲洞院天竜寺。
延喜11年(911)に、子の聖がこの地に十一面観音像を祀って
天龍寺を創建したのが始まりだそうだ。
紛れもない寺院なのに、鳥居があるのは、
この地方が廃仏毀釈の難を免れたというか、反骨したというか、
真相はどうかは分からないが、とにかく古い信仰の名残を残しているのだ。


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山門を抜けると、いきなりド派手な仁王像が立っていた。
雨に濡れそぼった強靱な肉体は、無機質な彫像があたかも生命を得たようだ。
まさか迫力に立ちすくむ、なんてことはないが、
おかげで一気に目が覚めた。

参道を進むと茅葺きの立派な建物。
遠くから見ると、ここが本堂なのかと思っていたが、
そうではなく事務所兼庫裏であった。
本堂はそこから折り返した場所なのだが、
本堂よりも遙かに規模が大きい。
本堂の軒下は、履き物で埋め尽くされていた。
こちらのお寺は、足腰の神様としても有名なのだそうだ。
そっと内部を覗くと、やたらと大きな赤いハイヒールが奉納されていた。
なんと、サイズは1メートル以上。
よく見ると、ハイヒールのそばに「アッコにおまかせ」と…
大きいとは聞いていたが、まさかこれほどまでとは(笑)

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境内を徘徊している間も、参拝者はひっきりなしに訪れていた。
こんな山奥で、雨の中のこと。
意外に思っていたが、奉納された履き物の数を見ると、
子の権現に対する信仰の篤さがうかがい知れるというものだ。
私もよくよくお参りして、その場を後にした。

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