2011/06/15 (Wed) ご挨拶
2011/05/13 (Fri) 東北巡礼 その2
2011/05/13 (Fri) 東北巡礼 その1
2011/01/02 (Sun) 万治の石仏
2011/01/01 (Sat) 諏訪大社 蛙狩神事

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


今日は葉山で仕事だった。
 天気も良かったので、夕方横須賀の走水に寄ってみた。 

葉山にいるなら、夕陽の見える葉山側にいればいいものだが、
三浦半島に来ることなど滅多にないので、 前々から気になっていた走水に行ってみたくなったのだ。
20070520-161728.jpg
走水は、以前日記に書いた弟橘姫入水伝説が残る地とされている。
日本武尊の東征の際、走水から安房に渡ろうしたが 海が荒れ狂い渡航できず、
それを鎮めるために妻、 弟橘姫が人身御供として入水して果てたという伝説である。
ただ、今回の関心事は弟橘姫ではなかった。
走水を気にしつつも行かず仕舞いになっているうちに、
別の関心事からも走水が重要な位置を占めていることが分かったのだ。
それは、遠州灘で授かった石笛について調べていたときだった。
今風に言うところの”スピリチュアル”の先駆け、
浅野和三郎の石笛鎮魂帰神法は、走水から始まるというのだ。
大正5年、大本の出口王任三郎は弟子の浅野和三郎らと供だって、
浅野所縁の横須賀に鎮魂術の修練にやってきた。
その道中、王任三郎は弟橘姫を想い、一度走水が見たい言う。
師弟連れだって走水神社にやって来た。
そこで「ひとつ、石笛を授けてもらおう」と願い
三つの石のお宮がある場所で石を探し始めた。
そこで浅野和三郎に石笛が授かった。
以降、王任三郎から鎮魂帰神法を伝授され、
幾千人もの人の鎮魂をこの石笛で行ったという。
興味のある人は以下のリンクを読まれたし。

http://www.books.x0.com/rise/text2013.shtml http://www.books.x0.com/rise/text2014.shtml http://www.books.x0.com/rise/text2015.shtml

20070520-161326.jpg

20070520-160714.jpg
走水神社は不思議な神社で、湧き水があるのだが、
 それが富士山の伏流水だと伝わっている。
また、本殿の背後には巨大な岩壁があり、
四角く穴が掘られて水神社と石像が祀られている。
この水神は河童のことで、赤い社の中には河童の像が鎮座していた。
巨大な岩壁の上に当たる山中には、味のある三つの石社があり、
ここは神明社となっていた。
この場所で王任三郎達は長い時間ごそごそと小石を探していたらしいが、
よくよく考えてみるとかなり怪しい一行だ。

 

 

20070520-164836.jpg
さて、私は境内をあとにして、すぐ近くの海岸へ向かった。
実は近所のスーパーで寿司を買ったので、
遅めの昼食は是非海を見ながら、と決め込んでいたのだ。
走水から観音崎までは、ボードウォークなる散歩道になっているが、
海岸自体は粗く削られた奇岩群となっている。
石質は泥岩だろう、おそらく走水神社の背後の岸壁と同じもので、
わりと柔らかいために波に削られてこのような風景になったのだろう。
予想通り、貝によって穴が空いた小石が沢山あった。
そのほとんどが泥岩で、乾いたら崩れやすいことは、 御前崎で実証済みだが、
性懲りもなくまた石笛を探し出した。 私もたいがい業深き人間である(笑)


散々探したが、どうもここは石の形が良くない。
御前崎で得た石笛の美しさを知っているだけに、 どうしても見劣りするのだ。
丸いものは脆い泥岩が多く、比較的硬い砂岩はゴツゴツしている。
やはり御前崎では自分自身”授かった”と感じたように、 特別なものだったのだ。
それを確認できて、不毛なことをしているのでは、、、 とむなしくなりつつあったが、
せっかく来たのだ。 音階の出る笛を授かりますように、と願い、
目に付いたのが写真の石笛。 なんだかゴツゴツして不格好だな、と思いつつも、
走水で見たどの石笛よりも深い音がして、 穴の塞ぎ方次第で音が変わる。
それによく見ると走水の海岸線に似た雰囲気を醸し出している。
そう思うとなんだか無性に愛おしくなり、 記念に頂いて帰ることにした。
浅野氏の得た石笛も、龍の頭の形というからには、 このようにゴツゴツしていたのだろうか。

 
さて、家に帰り写真を撮ろうとすると、あら不思議。
なんだか並べてみると、、、ちょうど木花咲耶姫と磐長姫のようだ。
なるほど、こういうことだったのか。

20070520-231550.jpg



















管理者にだけ表示を許可する


Design by mi104c.
Copyright © 2017 風と土の記録, All rights reserved.




上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。